高取焼宗家  12代 高取八山先生 花瓶(一輪挿し) 小売

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沢山の中からご覧いただきありがとうございます。筑前黒田藩の御用窯であった髙取焼の一輪挿しです。作者 高取焼宗家 12代 高取八山先生寸法 高さ22センチ 直径8センチ(箱16センチ×10.5センチ×10.5センチ)共箱、共布、栞付きです。即購入OKです。即発送致します。ペット・喫煙者は、おりませんので、ご安心くださいませ。気持ちの良いお取引ができる様に努め、丁寧に梱包しお送りさせていただきます。到着のお時間に、ご希望がございましたら、お知らせくださいませ。どうぞよろしくお願い致します。筑前黒田藩の御用窯であった髙取焼は、慶長五(1600)年、現・福岡県直方市郊外の鷹取山南麓において築かれた「永満寺窯」にはじまります。この永満寺窯を築いたのが髙取焼始祖・八山です。初代八山・八蔵重貞は、士分に取り立てられ、筑前国に入部した黒田長政公より、鷹取山に因んで「髙取」の姓を拝領しました。髙取姓となってから、八山は慶長十九(1614)年、内ヶ磯に移り、「内ヶ磯窯」で十年間制作しました。雄渾な作風から、次第に瀟洒で洗練された作風となっていったのは、この窯の後半です。徳川三代将軍家光公の茶道指南役・小堀遠州公の指導を受け、「遠州七窯」の筆頭として多くの中興名物を造り出しました。その後、初代・八山は白旗山(現・飯塚市幸袋)に窯を移し、同地で生涯を閉じました。二代・八蔵貞明は、寛文五(1665)年、上座郡鼓村(髙取焼宗家現住所)に移り「鼓窯」を築きました。さらに、四代・源兵衛勝利は、享保元(1716)年、早良郡麁原郡(現・福岡市早良区)に「東皿山窯」を開き一年の内半年は鼓窯に滞在して双方で制作を行う「掛勤」を行い始めます。以後代々、明治四(1870)年の廃藩置県まで、この掛勤が続きました。このように、永い伝統によって培われた髙取焼の技術は、秘伝書として残され、直系窯である高取家に一子相伝によって伝えられてきました。

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