ブロンズ仏像四天王 毘沙門天 小売 多聞天 四天王

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■サイズ■ 高22×幅30×奥行12cm 重さ:4kg ■材質■ 青銅及び大理石毘沙門天のルーツは、インドの前期ヴェーダ時代(紀元前1500紀元前1000頃)からの古い神で、北の方角を守る神ヴァイシュラヴァナで、これが毘沙門天と訳されており、多聞天と呼ばれる場合もある。また、吉祥天は毘沙門天の妻である。  インドでは四方を守る神がいて、北を守る毘沙門天のはかに、東のドリタラーシュトラ(持国天)、西のビルーバクシャ(広目天)、南のビルーダカ(増長天)、これらが仏教に取入れられて四天王と呼ばれるようになった。 日本では四天王の一尊として造像安置する場合は「多聞天」、独尊像として造像安置する場合は「毘沙門天」と呼ぶのが通例である。庶民における毘沙門信仰の発祥は平安時代の鞍馬寺である。鞍馬は北陸若狭と山陰丹波を京都と結ぶ交通の要衝でもあり古くから市が栄え、自然と鞍馬寺の毘沙門天の本来の神格である財福の神という面が強まり、また9世紀頃からは正月の追儺において、疫病を祓う役どころがかつての方相氏から毘沙門天と竜天のコンビに変わっていったことから無病息災の神という一面が加わる。平安時代末期にはエビスの本地仏ともされ、日本では毘沙門天は甲冑をつけた姿が主流となるがこの姿はエビス神の古い形態でもあり、このことは市場で祀られたことと関係がある。こうして福の神としての毘沙門天は中世を通じて恵比寿・大黒にならぶ人気を誇るようになる。室町時代末期には日本独自の信仰として七福神の一尊とされ、江戸時代以降は特に勝負事に利益ありとして崇められる。  仏教の世界観では、世界の中心には須弥山という山があり、そのまわりに九つの山と八つの海があるという。須弥山の頂上にはインドラ(帝釈天)がおり、その配下として、須弥山の中腹で四天王が四方を守るという。そこから、優れた部下四人を四天王と呼ぶようになった。  四天王の伝来は仏教の伝来とはぼ同時であるが、平安時代になると、平安京を守るため都の北方に建てられた鞍馬寺に毘沙門天が祀られている。また、毘沙門天を本尊とする寺院としては、仏教擁護をめぐって蘇我・物部の争いで、不利に陥った蘇我馬子と聖徳太子が信貴山に登って生身の毘沙門天像に祈願し、勝利を得たあと太子が伽藍を建立し、自作の毘沙門天像を安置したと伝えられる信貴山真言宗の朝護孫子寺が有名である。

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